スラバ前日

先日も書きましたが、スラバでは和食中心の珍しいメニューを出してやろうと鼻息荒く張り切ってた私。 でも一応は、しばらく前から夕食で少しずつ試食させて、ダンナサマに「セルビア人にも受け入れられやすい」とOKを得たものを厳選したのですよ。


その中の一つがちょっと前に好評だったかぼちゃのカレー風味マリネ。 こちらでは、カボチャはカボチャパイなどほぼお菓子の用途にしか使われないのです。 冷めても美味しいし珍しいからこれはイケル!と思ってたら、今回手に入ったカボチャが水気の多い品種。 色は鮮やかなオレンジ色で甘みもあるのに、ホクホク感まるでなし・・・。 急遽カボチャのケーキを作ってデザートに化けさせました。


もとが5kg位あったカボチャ、まだたくさん残ってるしメゼ(前菜)が一品足りなくなるので思い立ったのがカボチャのミニコロッケ。 レンジでふかしたカボチャをつぶしたあと弱火で気長に炒めて水分を飛ばし、塩コショウで炒めたタマネギとひき肉を加たら、ピンポン玉大に丸めて衣をつけてカラッと揚げる。 ピヒティエ作りに来ていたネマニャとダンナサマに試食してもらうと、「何これ美味しいじゃん!?」。 おっしゃあ!採用決定〜。 実際大量に作るとなるとかなり手間がかかってしまい、揚げるのは当日にしてこの日はタネ作りだけとしました。


あとは、ピヒティエ作りを横目に見ながらロールキャベツとシュークリーム、チェリーケーキ、握り寿司用だし巻き玉子を作って、ふと気がつくともう夜の11時。 マジですか!? やっぱ量が半端じゃないのはしんどいなー。


最後にテーブルといすを20数人分セットしてこの日はくたくた・・・
これで明日の本番大丈夫なんやろかと、一抹の不安がよぎる私でした。