ニシュの日本文化月間4

しつこく引っ張ってますこの話題


いやーもう、今まで持ってたいわゆる「料理学校」のイメージは軽くぶち壊された感じです。 早速自己流アレンジとばかりに、キュウリとツナをわさびもつけて一緒に巻いてる人がいるし。 まあ、それもアリか。 楽しけりゃいいもんね。
これまで何度も家で手伝わされているダンナサマがナイスなアシスタントになってくれて、各テーブルをまわって色々アドバイスしてました。


そして何とか一応寿司ができ、みそ汁とほうれん草も各テーブルにだし終えて、箸の使い方を説明して試食タイムとなりました。
それにしてもセルビア人ってほんっと醤油好き・・・ ちょっとつけてねって食べ方も見本を見せたのに、ダバダバかけて(あぁっ、醤油高いのに)ごはんがすっかり崩れてる人もチラホラ。 
ここの自然食品店で手に入れた味噌がちょっと癖のある赤味噌タイプだったからか、それとも作ってから出すまであっため続けていたせいか、みそ汁はちょっと不評だったようで残す人多し。 ちょっと残念。 (味噌だってバカ高いんですが)


それでもみんな、帰り際には「楽しかった」「おいしかった」と口々に言ってくれて、まあまあ成功?に終わることができました。
ふー・・・とほとんどを見送った後、どらやきを出し忘れた事に気づき大ショック。 しつこく残ってまだモグモグしていた私の日本語クラスの生徒とレストランの店員にお持ち帰りしてもらいました。 甘めに作ったのも手伝ってか、これは本当に好評でした。


このもようは、ローカルテレビでチョロっと流れて、また翌日の新聞BLICにも載りました。
えへへ。
ちなみにこれ、ローカル新聞ではないらしい
記事のリードが笑える・・・ 「多くの人がスシは生魚のことだと思っている。 しかし、それは日本ではサシミと呼ばれているのだ」。 マジですよ。 そして、まるでスシ宣教師のような私。


ただ一つ、最後にとっても残念だったこと・・・
割り箸が手に入らず、手持ちの箸をかき集めて持って行ったんだけど、終わったあとは4膳も行方不明になってしまいました。 つまり黙って持って帰られたわけです。 お土産じゃないって言ったのに。 それはもうかなり、いやな気持ちになってしまいました。 ダンナサマも「こういうところがセルビア人なんだよなあ・・・」とショック。 彼の家族にプレゼントした箸を借りてきたのもなくなってしまいました。
こういういことがあるともう次回はできないなあ、となっちゃいます。 もちろんみんながみんなそうじゃないんですけどね・・・。


ときどきこういうことがあるのが辛いところです。 せっかく気持ちが上向いてきたりセルビアも悪くないじゃん、と思ってきたところでガツンと落ち込まされる、みたいな。 また次にいいことがあったりいいところを見つけたりして、気持ち的に折り合いをつけながらやってくしかないんだろうな、って思ってるところです。


さて、最後に・・・
妊娠中これまで大変順調に過ごしてきた私、どうも順調すぎて赤ちゃんがすこし早めに出て来たいらしいのです。 4月7日の予定日を待たずに3日あたりになりそうとのこと。 で、その日は最初から担当して下さった女医さんのシフトも都合がよいため「この日にしましょう」と提案されました。
えー。 「しましょう」って先生。 その言い方に少し驚いたけど、夫の立会い出産がどうしても認めてもらえないので、この先生にはぜひ立ち会ってもらいたいところ。 もし始まらなければ少しお薬の力も借りましょうという言葉を受け入れて、3日午後に入院することになりました。
というわけで、またしばらく更新が途絶えることと思います。 本人実はちょっと緊張してますが、皆さまは心配せずに(してないって?)、次の更新を気長に待ってやってくださいませ。


あ、これはエイプリルフールネタじゃないですから。 念のため。