おそ寝早起き

セルビアの朝は早いです。 一部スーパーや商店では7時ごろから普通に営業してますし、役所窓口や工場なども7時や8時開始というところが珍しくありません。 この習慣も最近は少しずつ変わりつつあるそうで、西側からの外資系企業では9時始業が普通のようですが。
終業もだいたい2時とか3時と早く、うちに帰って食べる「昼ごはん」が一日のメインの食事です。 日本のサラリーマンの一日を話すと半ば哀れみの目で見られます・・・。 こちらの人なら例え9時始業が普通になっても、きっちり5時には帰ることでしょう。 「残業するほど仕事ないし残業しても残業代出るんだかどうか」だそうですけど。 まあそういうわけでお父さんが家族と一緒に過ごす時間はたくさんあって、家の内装や家自体が手作りというおうちが多いのもうなずけます。 とても日本にはまねのできないところ。


そして一方、セルビア人は宵っ張りです。 クラブハウス等が混んでくるのは夜10時くらいから。 少し夜は肌寒くなってきましたが通りのオープンカフェもその時間はまだまだにぎやか。 一度友達にジャズバーに行こうと誘われたのですが、11時にと言われて遠慮しました。 そりゃあ私だって東京にいる頃、友達と盛り上がって終電逃したこともあったけど、そんな時間から出かけて待ち合わせなんてのはさすがに・・・。
ただ、そういうお店でも規制かなにかで1時ごろには終了だそうで、街は東京のような不夜城ではありません。 しょせんはイナカ町ってとこですか。
個人宅でのパーティでは、夜通しもよくあることです。 食べて歌って踊ってまた食べて。 去年のニューイヤーイブパーティでは、私は2時ごろから別室で気絶してました。 別のバースデーパーティでは12時ごろに退散したけど、後で聞くとお開きは朝5時だったとか。 ・・・とてもようついて行かんです。


まあ、朝の早い人と宵っ張りの人は必ずしも同一人物なのではなくて、夜遅くから出歩くのは若い人や学生が多いようです。 翌朝ゆっくり寝られる人たちなんでしょう。


ここで先日聞いたジョーク。
「よい子(ここでは女の子)は、夜9時にはベッドに入るもんなんだよ。 10時には家に帰らないといけないからね」。 きゃっ。(*^ ^*)