携帯電話

この写真、私の携帯電話です。
携帯電話


液晶はモノクロで、文字表示は20文字×5行程度の小さいものです。 カメラ付きーの折りたたみーのカラー液晶最新機種を持っている人も少なくないけど、こんなシンプル携帯も珍しい方ではありません。 メールは携帯電話同士に限られたSMS(ショート・メッセージ・サービス)ですが、Eメール-SMS間の転送サービスが使えます。 街中で若い人がよく一心にプチプチやってるのは、日本と同じ。


ところでこの携帯は中古品でした。 正規の店で購入することができます。 電話機には切手半分の大きさほどのチップが入っていて、これがなければ機能しません。 買換えのときは新しい電話に自分のチップを移すだけで、自分の電話番号や前の登録していた電話帳データなどすべて問題なく引き継がれます。 最新機種はめちゃくちゃ高いし、中古を安く入手できるこのシステム、日本の方式より絶対いい! 確かヨーロッパはみんなそうなんですよね?
またボディカバーは、メーカー純正品だけじゃなく色ーんなのが売られていて、携帯ショップだけでなく青空市場にもあります。 だから中古といっても外側だけ新品にすることも可能。


Webサービスは、機種によりますが私の知る限りニュースサイトがあったりPCとメッセンジャーのやり取りもできます。 でも日本のように銀行決済やいろんな予約などそんなサービスはないそうで、友達にそう話したら「あっても誰も使わないと思うよ」とあっさり言われました。 えぇーでもぉ。 例えば銀行や郵便局、何かの窓口といえばいつ行ってもすごい行列なんですけど。 別の便利な「選択肢」があってもいいのにとつい考えちゃうのは、日本人だからなのでしょうか。 あ、でもノキアのお膝元の北欧では、日本より進んだサービスもあるそうですね。


あまり便利さを追求しない国民性? まあそれはそれで面白いかもな、とも思うのでした。