病院に行ってきた

今日、ちょっと用があって(病気ではなく)初めて病院に行ってきました。
割と大きめの公立総合病院でしたが駐車場から見える建物はどれも老朽化して清潔感に欠け、思わず病院はどこ?って聞きそうに。
私が訪ねた病棟は、入口すぐのホールにベンチが数個あっただけで待合室のようなものはなく、廊下にたくさんの人が立って並んでいました。


用事が終わったあと、お手洗いに立ち寄りました。 知合いの女医さんから「汚いけどゴメンね」と案内されたお手洗いからは、男性が出てきてまずびっくり。 彼は何か私に言っていたのですが、全然分からないし余裕が無かったのでかまわず入りました。 しかし本当に汚いし、すごく臭う。 その上なんと、汚物が残っていたのでした。 流そうとするけど水が出ない。 いつだったか書いた公衆トイレのお約束そのとおりなのです。 仕方なくそのまま使い、そのまま立ち去るしかありませんでした。 出口で待っていた若い女性に「水が出ないよ」と英語で言うも通じなくて、彼女は「?」といった表情のまま入っていきました。 知ぃーらないっと・・・


しかし、もう愕然としてしまいました。 「こんなところで病気やケガのお世話にならないといけないんだろうか−−−」。 医療レベルが日本に比べると厳しいというのは承知でした。 だけどいくらなんでもこれはないだろう! そりゃあトイレで治療するわけじゃないし、一部の設備だけ見て判断を下すべきではない・・・。 そう思おうとしても私にとっては、こちらに住み始めて以来色々とショックを受けてきた中でも、初めて後悔すら感じた瞬間なのでした。 


あ、なんか病院じゃなくてトイレの話みたいになってしまいました。
いずれにせよ基本的に病院とはできるだけご縁なく過ごしたいものですが、ただこの病院、産科がある公立病院としては市内で唯一。 個人産科医も数軒あるものの、医者の質が公立より落ちるのだそうです。 やっぱり選ぶならお医者様だから、ニシュで子供を産むにはここ以外ないってことか。 あぁ、この先が不安・・・。