お盆でしたね

だからというわけじゃないけど、一昨日たまたまダンナサマのひいおじいさんのお墓参りをする機会がありました。 こちらにはお盆やお彼岸みたいに、みんなでこぞってお墓参りをする習慣はないようです。 こちらでも、zadušnice(ザドゥシュニツェ)といって、日本のお盆やお彼岸みたいに年に一度みんなでお墓参りをする習慣があります。 (Emaさん情報提供ありがとうございました)
その墓地のある町には今や親類縁者はもう誰も住んでいず、家族もめったに訪れないそうで墓石につたがたくさん絡まっていました。
こりゃひどいなーと、バリバリとつたをはがすこと10分ほど。 現れた墓石には、ひいおじいさんとひいおばあさんの名前・生年没年とともに、肖像写真がはめ込まれていました。


このように、こちらのお墓では墓石に肖像写真があるのが普通です。 石に直接掘り込まれたりフレーム入り写真がはめ込まれたりしています。 墓石のデザインや大きさはみんな個性的で、色んなのがありました。 最近は火葬もありますが、主流はやはりそのまま埋葬する方法だそうです。
お墓は一般的に個人単位ですが、夫婦で一つのお墓もたくさんあり、二人寄り添って写っている写真がついていました。 天国でもずっと一緒に幸せにしていそうです。 他のお墓も、こんな人だったんだとか、こんなに若くで亡くなったんだとか思いつつ見ながら、墓地を後にしました。
墓石の写真って初めて見たときはちょっとぎょっとしたけど、今はとてもいいなと思えます。