やけどにカンタリオン

ベオの話を書こうとずっと思ってたんですが、なんだかあまりいい写真が残ってないし(なんせバレー三昧で)ネタもあんまりなくて断念しました。 また次の機会に。


さて先日、義母からカンタリオン(kantarion)の花をもらいました。
これまでも何度か、ハーブティーイラクサなど民間療法の話を書きましたが、やけどをしたときに使われるのはカンタリオン・オイル。
カンタリオンとは辞書をひくと「セイヨウオトギリ」という雑草だそうです。 この花をドライフラワーにして普通の植物油に漬け込むと、油が赤く染まります。 
カンタリオンとカンタリオン・オイル


このオイル、ちょっとしたやけどに塗ると非常によく効きます。 水ぶくれの引きやその後の直りも早いのです。 どれくらいひどいやけどまでいいのかは分からないけど・・・。
また胃潰瘍にもよく、毎日少しのオイルを飲み続けることで治るのだそうです。 義父が昔胃潰瘍にかかったとき、これで手術を免れたと言っていました。 これはすごい!


色々な民間療法を教えてもらうたび、へぇ〜連発の私です。 日本にも色々あるんだろうけど、自分の経験として母からそんなものを教わった記憶がない・・・ 小さい頃はあまり薬の種類もなかったからか、とにかく何でもオロナイン、正露丸。 虫歯には黄色くてやたら苦〜い薬液を脱脂綿に含ませたものを当てられてました。 痛いので泣いてるところに苦いのが加わって、一層ギャーギャー泣く羽目に。 あれなんだったんだ。
目にモライモノができたときには、ツゲの櫛を畳のヘリでゴシゴシこすって摩擦熱で温かくなった櫛をまぶたに当てる、というのをやってくれました。 子供心に、畳のヘリとツゲの薬効成分が効くのかと考えたりしたけど、今思うといかにもおまじないだな。 (ちなみに母は奈良の出身) わっ、なんか色々思い出しちゃう。 おかーさーん。