ポラーコな国の車の運転

日本人の私には、何かにつけセルビアはのんびり屋の国と映ることが多いです。 役所の書類処理は遅い、道路補修工事も穴を開けてから埋まるまで何日か置いといたり(あちこちマジで危ない)、店にない品を注文するのはほぼ不可能(いつ来るか分からないと言われるだけ)。 
私があわててるときはよく「ポラーコ、ポラーコ」(ゆっくり、ゆっくり)って言われます。 そして、何につけても「ポラーコ・イ・シグルノ」(ゆっくり、そして着実に)が口ぐせの人々です。 それはいいんだけどね。


なのになぜ、車の運転だけ異様にせっかちなんでしょうか。
信号が青になってからスタートするのが0.5秒(大げさでなく)遅れても、後続の車から「ビッ!!」とクラクションで催促されます。 私は大体9割の確率でビッとやられます。 なんでこの1秒とか2秒が待てないかな。 狭い道路で無理な追越されることもしばしば。 全くもー、F1じゃないんだから。  
そんなせっかちドライバーのためか、信号も赤から青に変わる前に黄色も点灯します。
赤→赤と黄→青
オートマ車が少ないせいもあるかも。 この黄色の間にギヤを入れて発進準備できるからね。


日本にいるときは「運転が荒い」と賞賛を浴びていた私ですが(いや〜それほどでもないけど)、ここでは素直に負けを認めます・・・。