チョルバ

セルビアンクッキングのお時間です。 今日は野菜のスープ、チョルバ(čorba)をご紹介しましょう。 お隣ルーマニアでも同じ名前のスープがあるそうです。 家庭により色々あると思いますが、これは義母のレシピで。

材料: 4人分

  • キャベツ 3〜4枚
  • タマネギ 1/2個
  • ニンジン 1/2本
  • ジャガイモ 1個
  • ネギの青い部分 2本
  • ニンニク 2かけ
  • コンソメ 2個
  • とうもろこしの粉 大さじ1 (片栗粉で代用可)
  • 塩(お好みで、最後の調味に)

作り方

1. 野菜を刻みます。 キャベツは2センチ四方、タマネギ・ニンジンは粗みじん切り、ジャガイモは1cmの角切り、ネギは1cmの小口切り、ニンニクはみじん切りにします。
2. 鍋に水700〜800ccを入れ、刻んだ野菜も全部一緒に入れて火にかけます。
   水から煮ます
3. コンソメを入れて、煮立ったら弱火にし、20分くらい煮ます。
   写真の手はお義母さん
4. 味見をして、必要なら塩を加え味を調えます。
5. とうもろこしの粉(片栗粉)を水で溶いて加え、少しとろみをつけます。
6. テーブルでサワークリームまたはヨーグルトを添えて、かき混ぜていただきます。
   Prijatno!


ねー、超簡単でしょ? 煮る時間は、日本人の感覚だともう少し短くてもいいような気もします。
使う野菜は、季節によってバリエーションがいろいろあるみたいです。 冷蔵庫の余りモノでよさそう。
3のところでは、旧ユーゴではどの家庭でもおなじみの野菜エキス粉末調味料「ベゲタ(Vegeta)」を入れます。 ベゲタは結構しょっぱいので、塩味はこれで十分みたい。
ところでこっちの人は猫舌なのか? あんまり熱々のものは食べないんですよね。 スープに限らずどんな料理も、できあがってから食事までに十分冷ましてます。
こちらに来た当初、ダンナサマを食事に呼んでもなかなか来ないので、ある日なんでやねんと聞いたら、私の料理は熱いから冷めるのを待ってたんだと。 私も結構猫舌だけどね、あんたらには負ける。 今ではぬるーい味噌汁にも慣れてしまったけど、やっぱりもう少しあったかい方がいいなあと思う私です。