席を譲らなかった若者

GW前からネット上で話題になっていたのでちょっと乗り遅れなんですが、こちらの記事について。
席を譲らなかった若者
座席がほぼ埋まっている電車の中で、座りたい60歳代の3人が、若者たちに「最近の若い者は年寄りを立たせても平気なんだから」とこれ見よがしに言ったことが発端になっている出来事を紹介しています。


驚きはコメントの数。 コメントを寄せずとも、読んで身近な人と話題にした人はもっと多いでしょう。 私は正直、こんなことがすごい議論になること自体が、とても日本的だなあと思って読んでました。 NY在住という人のコメントにも、「この手の話で議論が起きたことを聞いたことがありません」とあって、同感。


で、セルビアだったらどうなんだろうと、ダンナサマに話してみました。 彼の反応は「ああ、日本でもそうなんだ」。 それほど珍しい光景でもないんだそうです。 私も時々バスを利用しますが、お年寄りや子供づれの人にサッと席を譲るのをよく目にしていたから、ちょっと意外。 また彼は、「若者が断然悪い。 とにかく席を譲るべきだった」とバッサリでした。 この話題がたくさんの人を巻き込んだ議論に発展するとは思わないと言ってました。


私の意見は・・・どっちかというと若者派になっちゃいます。 あのおじいさん、ちゃんと頼めないなら嫌味も言うべきじゃなかったんじゃないかな。 普通に席を譲れる人だって、あんな言われかたしたら素直じゃなくなっちゃうんでは。 そこを寛大に譲ってあげられるようになれるのが理想ではあるけど・・・。