合気道クラブ見学

私はこちらで日本語のプライベートレッスンをしていますが、生徒のうち一人がボランティアで合気道クラブの師範をしています。　先日、彼のクラブに見学に行ってきました。
セルビアはじめヨーロッパでは、空手や柔道、合気道などは人気のあるスポーツということです。　今回は小学校の体育館を借りて行われました。

貼り紙は、体育館の入り口にあった空手クラブと合気道クラブの宣伝。　体育館はバスケコート１面くらいの大きさで、少し小さめの印象でした。　入るときには、みんな入り口で必ず一礼します。　やっぱり神聖な道場だからね・・・　でも体育館は土足で入れるようになっているのでした。　（練習中はみな靴を脱ぎました）

60枚くらいの畳を、みんなで協力して敷き詰めます。　畳は、わらのような材質を詰めてビニールの生地で覆ったマットです。　準備が終わると整列して「REI（礼）!」

準備運動を念入りにして型の練習に入ります。　ちびっこ三人組は説明の紙で型を確認しあっていました。

この日紅一点だったターニャちゃんがかわいくて、彼女の写真ばっかり撮ってしまいました。

型の練習の後は一対二の組合わせ練習。　1人が2人を相手にバッタバッタと倒していきます。　実は合気道って初めて見たのですが、かなりのスピーディーな動きに目を見張りました。

こうしてだいたい一時間ほどで練習は終わりました。

ボロボロの畳で練習していたのが不憫・・・　師範の彼によると、日本から先生を呼ぶにも肩身の狭い思いをしているとのことでした。　国際交流基金などに支援を頼むことも考えているそうで、私にできることがあれば協力したいと思っています。