鶏の背中・・・?

ふだんの買い物は、ダンナサマにケイタイメールでショッピングリストを送って仕事帰りにお願いしています。
この間鶏肉を頼んだら、買ってきたのはかつて見たことのない形状・・・。 確かに鶏肉には間違いなさそうなのだけど。
鶏の背中


「これ、どこの部分?」「背中だって」。 
・・・「だって」ゆうてアンタはん。 鶏肉料理界の神田川か六三郎かと言われたこの私かて、背中の肉は初めてどす。 どない使たらええのん。
とりあえず、細かい骨が多そうなので、ぶつ切りにして煮込むことにしました。
先日ニンジンを頼んだときに「これしかなくてさー」と、根菜ミックス煮込みセット(ニンジン、セロリの根、そしてパシュカナツ〔英語名parsnip〕という白いにんじんみたいなのを束にしてひもで縛ってある)を買って来たので、それを試すいいチャンスとなりました。 あっ、写真撮ればよかったですね。 また次の機会に。
ところで、こちらでセロリと言えば、茎とか葉じゃなくて、根っこです。 ごつごつした小型のかぶみたいな外見で、スープなどに使います。 煮込むととってもやわらかくなって、味はそれこそセロリの香りがするかぶのようです。 おいしいですよ。 ちなみに茎や葉は、とっても貧相で料理に使えそうになく、すっかり切り取られていることもよくあります。
セットの根菜とタマネギ、ジャガイモ、マッシュルーム、ネギを大きめに切って、鶏と一緒に圧力鍋へ。 味付けは塩コショウとベゲタ(Vegeta)でうす味に決めました。 ベゲタとは色んな野菜のエキスをミックスした粉末調味料の商品名で、日本で言えばキッコーマンしょうゆって感じかな。 こちらの家庭では、スープやステーキ、煮込み料理と、それこそしょうゆ並みにいろーんな料理で使われます。
Vegetaウェブサイト


さあ、果たして。 ポトフのような料理ができました。
今日のディナー


鶏の背中は、やっぱり小さい骨が多くてバクバク食べるわけにいかないけど、今日のスープには大正解。 野菜たちと一緒にいいダシを出してくれて、とってもおいしかったです。
でも、次に鶏肉といえば、やっぱりモモとかせめて胸肉を買ってきてもらおうと思ったのでした。